子どもがかかりやすい耳の病気

耳と鼻は鼻の奥で耳管という細い管でつながっています(図1)


鼻の状態が悪いと急性中耳炎、滲出性中耳炎を引き起こし、鼻を汚れたままにしておくと治りにくくなります。こどもは大人よりも耳管が太く、短く、水平になっているため(図2)、風邪を引くと病原菌が耳の奥(中耳)へ入りやすくなってしまうため、中耳炎を引き起こしやすくなっています。
鼻をきれいにする治療が一番有効です。出来るだけ早く治療しましょう。
また、鼻汁がたまったら片方ずつかむようにし、鼻すすりは滲出性中耳炎の原因の一つなので止めましょう。